働く女性のストレスとは?|ライフステージによる影響

なかのひと
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ライフステージによるストレスに関心のある方に読んでいただきたいです。ライフステージによってどのようなストレスが発生するのかをシンプルにまとめています。この記事を読むことで、自分自身に影響を与えるストレスを冷静的に分析できるようになると思います。

みなさんこんにちは、転職マネジメントです!

今回のテーマは「働く女性のストレスとは?|ライフステージによる影響」です。

人によってストレスに感じる要素は異なりますが、ライフステージによるストレスには一般的な傾向があることが判明しています。

年齢によってどの様なストレス要因があるのかを整理しておくことで、ストレスに冷静的に対応できるようになれたら良いですよね。

本記事では、ストレスをライフステージ毎に分類していますので、自分自身のストレスを分析する際には、ぜひ参考にしてみてください。

目次

研究の紹介

今回紹介する研究は、2020年に女性心理医学から島津美由紀さんによって執筆された「働く女性のワーク・ライフ・バランス」になります。

とても分かりやすく執筆されているので、ぜひ原文をチェックしてくださいね!

ライフステージとストレス

女性の社会進出はますます増えてきています。女性の社会進出が進んでいる背景には少子高齢化による労働力の減少や、社会構造の変化、勤務体系の柔軟性が向上しているなど、の影響があります。

働く方にとっては、仕事と生活とのバランスをとるワークライフバランスが重要になります。ワークライフバランスが維持されていると、心身の健康が保たれ、仕事への満足感が高いことが明らかになっているからです。

ワークライフバランスに近い言葉として、ワークファミリーコンフリクトというものがあります。ワークファミリーコンフリクトとは、仕事と家庭の両立がうまくいかないこと、仕事役割と家庭役割との間で生じる葛藤のことです。ワークライフコンフリクトを減らすことが、豊かな生活を送るには重要になります。

ワークライフコンフリクトの様な、それぞれの人が抱える葛藤や問題は、ライフステージによる影響も大きいです。ラーフステージによって、どの様な葛藤があるのかを確認しましょう。

20歳代のストレス

20歳代では「仕事の適正」と「仕事の質」が、どの年代よりもストレスに感じることが明らかになっています。また女性と男性を比較すると、対人関係のストレス自覚が女性の方が高いことが判明しています。

自分のやりたいことと業務内容が一致しない適正のアンマッチが大きなストレス要因になるので、周囲に相談できる環境を整えて同僚や上司に相談できる体制を構築すると良いです。

30歳代のストレス

30歳代では職場での移動やリーダや管理職などへの昇格などの役割や立場の変更が多い年代になります。役職や地位の変化に関するストレスが30歳代で最も大きなストレス要因になっています。人間関係などのコミュニケーションもストレス要因の一つになります。

また30歳代は結婚や出産といったライフステージが変化する年代でもあります。仕事と仕事以外の生活をどのようにバランスを取るのか、という点も重要になる年代です。仕事と家庭を考慮しながらキャリアプランを検討していきます。

40歳代のストレス

40歳代が最も大きくストレスに感じているのは、仕事の量と質です。勤務年数も20年を超えるので社内では、会社を牽引する存在として期待されます。女性と男性で異なるポイントは、仕事のコントロールに関するものです。

男性は仕事のコントロールが上昇していることを認識している傾向があるのですが、女性ではコントロール感が低下していることが示されています。

これは日本企業の構造的に女性がコントロールを持って仕事を行うことが困難になっていることを示しているのかもしれません。女性が納得するキャリアを形成できるようなサポートが必要になるでしょう。

30〜40歳では育児と介護の両方を担うダブルケアに直面する世代とも言えます。育児や介護と仕事の両立を実現するために、相談できる体制をあると良いでしょう。

50歳代のストレス

50歳になると体力的な問題から、抑うつ感・イライラ感などの心理面だけではなく、自律神経系・免疫系にも症状が出てくることもあります。また介護をする状況も多くなり、介護と仕事との両立に不安を感じる年代でもあります。

仕事と家庭とのバランスを保つことが大きな課題になります。職場では自分よりも若い世代が活躍する場合もあり、自分よりも若い人が上司になることもあるので、現実を受け入れながら仕事に取り組む必要あります。

働き方や生活スタイルと整えることで仕事や家庭の課題の解決を図ることが求められます。

ストレスへの対処方法

女性は男性と比較して、家庭から仕事へのネガティブなスピルオーバーがメンタルヘルスに影響しやすいことが明らかになっています。スピルオーバーとは、簡単に説明すると拡散効果のことです。

育児・介護などの生活の負担が仕事に悪影響を与えてしまい、女性の精神的な健康状態を悪化させてしまいます。

一方で、仕事から生活へのポジティブなスピルオーバーが女性では多いことが明らかになっています。仕事から得たものにより個人生活を豊かにするということです。

仕事を充実させたものにして働きがいを持って働くことが、仕事だけではなく、個人生活も豊かなものにする可能性があるのです。

ライフステージに対応する

女性・男性に問わず、ライフステージによってキャリアに与える影響はとても大きいです。ライフステージ毎に直面するストレスは何なのかを冷静に分析して、対応することが豊かな生活を送るには必要だと考えられます。

自分自身の中で、仕事と生活のバランスをうまくとって、ワークライフバランスを維持できるようにしましょう。企業としてはワークライフコンフリクトを減少させ、働くことで生活を豊かにするポジティブなスピルオーバー効果を生み出すような、取り組みが求められています。

ライフステージによる影響で勤務環境を変えていきたい場合は、周囲の人に相談してみたり、第三者からの客観的なアドバイスを受けると良いのかもしれません。

公的機関に相談したり、転職アドバイザーに相談してみると良いかもしれないです。

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まとめ

ライフステージによるストレスへの対処方法
  • 仕事と生活のバランスをうまくとって、ワークライフバランスを維持する
  • 企業としてはワークライフコンフリクトを減少させ、働くことで生活を豊かにするポジティブなスピルオーバー効果を生み出す

以上で今回の記事は終了となります。

仕事と生活を両立して、良い相乗効果を生み出せるようにする姿勢が大切なことがわかりました。

転職マネジメントでは、転職・キャリアに関する情報を発信していますのでぜひ今後もチェックしてください!

参考文献

島津美由紀(2020)「働く女性のワーク・ライフ・バランス」『女性心理医学』リンク