就活・転職において、有効な情報を集める方法は?

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就活・転職における情報収集に困っている方に読んでいただきたいです。情報収集方法についてまとめてあるので、幅広い情報ソースを確認することができます。

みなさんこんにちは!転職マネジメントにお越しいただきありがとうございます!

今回のテーマは「就活・転職において、有効な情報を集める方法は?」になります。

情報が溢れている中で、就活・転職における情報源を整理してどのような情報収集方法が存在するのかを確認します。

また一次的な情報を入手するための方法も提案しています。

目次

研究の紹介

今回紹介する研究は2013年に情報処置学会研究報告より、金子格先生によって執筆された

「雇用と企業特性の最近のデータを使用したジョブマッチング上のメカニズム推定」になります。

ジョブマッチングは経営学においても注目される分野ですが、より専門的に統計学を始めとした情報処理を行うとよって数学的な気づきを得られることができます。

情報処理など数学的な知見の重要性は年々と高まっていますので、転職マネジメントでも紹介していければと考えています。

紹介する研究では就活におけるジョブマッチングの推定を行う前提として、就活の歴史や学生が利用する就活の情報源をまとめています。

採用で発生するミスマッチングに関しても解説しており、ミスマッチングに関しては学生はもちろん、転職を考えている方や採用担当の社員さんも参考になるはずです。

就活の仕組みを理解することで、就活・転職・採用に活きる知見を得られるはずですので、ぜひ目を通してください!

では早速はじめましょう!

就活制度の歴史

戦後から2000年ごろまでの新卒採用は大学推薦からの自由応募による選考という順序で行われており、推薦日や選考の日は大学4年生の10月頃で一定していました。

その流れが変わったのは1997年に就職協定が廃止されたことがきっかけになります。

1997年以降に自由応募の割合がどんどん増えていくにつれて、就活の開始時期も早まっていきます。2011年度には大学3年生の8月から就活を始める学生も増えています。

現在(2020)は公には就活の解禁時期が大学4年生の6月に設定されており、就活期間が短くなっていますが、実際にはインターンや外資系企業の就活等で3年生から就活を始める人も多いです。

研究では面白い視点から就活の功罪について考察しています。

O E C Dでは高等教育によって所得が55%上昇するという報告があります。一方で就活では学生が勉学に勤しむ時間を減らしてしまいます。

そこで単純に勉強に費やせなかった時間によって所得上昇効果が減少すると仮定すると、1997年からの13年間で30兆円の所得が失われたことになります。

20年間の所得損失が100兆円にも及ぶかもしれないという指摘もされています。21世紀からの過去最大の災害かもしれないとも言及されています。

勉強時間が減少することが所得の減少に直接影響を与えるかについては追加の調査が必要ですが、就活によって所得が損失してしまうという考察はとても興味深いですよね。

就活での情報源

就活での情報源は広がっており現在はS N Sで就活情報を入手する学生もいます。ここで一般的な就活における情報源を整理します。

  • 求人情報提供サービス
    • 民間企業
      • 採用側が費用を払って採用情報を提供し、学生側は登録した上でその情報を利用する。
    • ハローワーク
      • 雇用条件の明示が義務つけられている。費用が安いので大企業から中小企業まで幅広く掲載されている。失業者に限らず新卒学生で利用するケースも見られる。
  • 評価情報提供サービス
    • 転職情報
      • 評判サイトで自らの情報を提供し自らも利用する。難易度の情報などが重要になる。
    • 就活とキャンパスライフの融合版
      • 一つのアカウントで授業の評判サイトや就活の評判サイトを利用することができる。
  • 統計資料
    • 公の機関等で提供されている。例えば厚生労働省の資料などが参考になる。
  • 出版物
    • 職業紹介
      • 会社紹介や業界紹介が含まれる。四季報のように満遍なく様々な会社情報を網羅しているものもあれば、特定の業界に焦点を当てたものもある。
    • 就活指導
      • 面接や筆記試験対策に関する指導本がある。他にも特定の職種(キャビンアテンダントなど)に就職する際の学生時代の過ごし方に対するアドバイスもある。

ミスマッチング

就活期間と内定企業の関係性は少ないです。しかし難易度の高い企業に応募した学生は就活が長期化する傾向があります。

多くの学生が内定水準より高い難易度の企業に応募しており、就活が長引く学生ほど顕著になります。

就活における情報源が増えた現代でもミスマッチングは発生してしまっています。ミスマッチングを防ぐにはどう対応すれば良いでしょうか。

まず採用側が取れる対策について解説します。

採用側としては優秀な学生を採用したいというのは当たり前ですが、学生のみんながビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズのように優秀である必要はありません。

大切なのは学生のバランスなのです。ビル・ゲイツのような一級品の学生がいたとしても、その学生は引き手あまたで獲得することは難しいでしょう。

つまり一級品の学生を探すのではなく、これから成長してくれそうな学生を探し出すことが重要なのです。

研究で紹介されているのはマネーボールという映画です。マネーボールではデータを徹底的に集めることによって、成長する可能性のある選手を獲得します。

企業においても成長する学生・採用候補をありとあらゆるデータを活用して判別するべきです。

学生・求職者においても、データを徹底的に収集することは大切です。自分がその会社に就職することで、どのようなキャリアを描くことができるのかを様々な情報を入手することで予測しましょう。

情報収集方法

情報収集方法は、先に説明した就活での情報源を参考にしていただければと考えています。公に公開されている情報を収集することで、マクロ的なトレンドを理解することができるはずです。

しかし企業に対する生の情報は、公に公開されている情報やネットを活用して収集することは難しいかもしれません。ネットの情報は有益ではありますが、噂話である可能性もあります。

ツテがある方はその企業に勤めている方に直接聞き出すことも可能ですが、会社の情報を入手することが難しい場合は就職・転職サービスを活用することも考えましょう。

複数の就活・転職サービスを活用することで、多くの情報を入手することができます。

転職者向けのサービス

学生向けのサービス

まとめ

今回は「就活・転職において、有効な情報を集める方法は?」というテーマで解説をしました。

ミスマッチングを防いで会社と求職者がウィンウィンな関係になるには互いにデータを活用して採用活動に臨むべきであることが分かりました。

今回の記事はこれにて終了となります。

転職マネジメントでは転職・キャリア形成に関する情報を発信していますので、ぜひチェックしてください!

参考文献

金子格(2013) 「雇用と企業特性の最近のデータを使用したジョブマッチング上のメカニズム推定」情報処置学会研究報告 リンク